
上手く梱包することで、引っ越し作業をよりスムーズに進めることができますし、できるだけ少ない数に荷物をまとめることができます。
しかし、引っ越し業者のような梱包作業に慣れている人が梱包しないと、大幅に時間がかかってしまったり、引っ越した後に整頓するのが大変になってしまったりします。そういったことのないように、いくつかの点に注意して梱包する必要があります。
引っ越しの際に、わざわざ不要な物まで一緒に持っていく必要はありません。今後一切使わないのであれば、新居でも邪魔になるだけですので、出来る限り荷物は少なくしておくことをおすすめします。
また、処分にも費用がかかる場合もありますので、オークションへの出品やリサイクルショップの買取サービスなどを利用するのも良いでしょう。
自分で考えているよりも必要な荷物が多い場合がほとんどですので、念のために余分に箱を用意しておくと、万が一足りなくなっても焦ることなく収納できます。
また、荷物の重さで底が抜けたりしないように、箱の裏面には縦と横に交差させてガムテープを貼るなどの対策を施しておきましょう。
食器類のような割れ物はエアークッションや新聞紙を使って1つずつ丁寧に梱包し、衝撃が加わらないようにしましょう。また、箱に詰めた際にできた隙間にもエアークッションや新聞紙を詰めて動かないようにしておかないと、破損する恐れがありますのでご注意ください。
すでに荷造りが完了した箱の中に、使いたい物が混ざっていると、せっかく詰めたのに、再び開けなければならなくなってしまいますので、あまり使用しない物から先に梱包するようにしましょう。
日用品など引っ越しの前日まで使う予定の物は最後に梱包するようにし、現金や通帳、印鑑やカード類といった貴重品は梱包せずに手元に持っておきましょう。