
引っ越しの2~3週間前から行うべき主な作業としては、以下のとおりになります。
引っ越し業者に全ての荷造りを委託しているのであればなにも問題ありませんが、そうでない場合は個人で全ての荷造りを行うことになります。また、その際に必要な梱包資材も全て個人で用意しなければいけませんので、どういった物が必要になるかをあらかじめ把握しておき、早めに用意を済ませ、余裕を持って荷造りを開始するようにしましょう。
郵便局に転居届を提出することで、旧住所に届いた郵便物を新住所に転送してもらえるサービスです。
この転送届は郵便局に行けば無料でもらうことができますので、旧住所・新住所・引っ越す人の名前・転送開始日といった必要事項を記入し、印鑑を押して提出しましょう。また、この際は運転免許証や健康保険証といった、本人であると確認できる書類も忘れず持参してください。
このほかにも、インターネットから申し込みができる「e転居」というサービスがあり、直接出向いて手続きをしなくても簡単に申し込みが可能となります。転送サービスは転送開始日から1年間有効となっており、1年が過ぎたあとも転送サービスを更新する場合は再度郵便局に転居届を提出する必要があります。
新居に移ってからも固定電話を使いたい場合は、NTTの「116」番に連絡し、あらかじめ移転の申し込みをする必要があります。
すでに引っ越し先の新居に電話回線が用意されていれば、当日の申し込みでも可能なのですが、そうでない場合は工事が必要となりますので、早めに連絡して予約するようにしましょう。特に、電話番号を引っ越しの挨拶と一緒に通知したり、住所変更手続きに必要な場合は、最低でも2週間前までに依頼することをおすすめします。